寒暖差や乾燥の刺激で咳き込むことがあります。
風邪や花粉、疲労などをきっかけに、気管などの空気の通り道(気道)が敏感になり、ちょっとした刺激で咳が出やすくなることがあります。体が冷えたり、乾燥した空気を吸ったり、薬品や香水などの匂い、タバコや線香の煙、花粉やホコリなどの、アレルゲンを吸ったことをきっかけに、激しく咳き込んでしまうことがあります。喉がむずむずと痒く感じたり、声が枯れたりする場合もあります。
咳をださない応急処置
冷房のきいた電車内などで咳がでて困る時にはマスクをして、首周りの背中や前胸部を温めると症状が緩和されることがあります。首巻きなどの羽織ものを持ち歩くと便利ですが、咄嗟の時には手のひらを広げて胸に当てて温める応急処置もおすすめです。
これらの処置は一時しのぎのものです。夜の咳症状で熟睡できず、さらに悪化してゆく場合もあるので、早めに専門医に相談しましょう。
関連項目:長引く咳の正体